縫製工場ミヤモリはアパレルメーカー様OEM生産、パターン型紙作成から縫製、刺繍など二次加工までを一貫生産で対応
株式会社ミヤモリの会社の歴史

昭和四十一年八月一日、いざなぎ景気が本格化しようとしている中、富山県小矢部市平桜に一つの会社が産声を上げました。
社長の宮森外吉・弟の慶男以下、八人でスタートした会社の名は「宮森ニット」。
小さな所帯ではありましたが、一人ひとりの胸に燃える情熱は、真夏の暑さにも負けぬほど、熱く燃えていたのです。

宮森ニット初代社長:宮森外吉

小矢部で代々、農林業を営んでいた宮森外吉は、戦後の急速な経済成長を目の当たりにして、自ら事業を興すことを決意し、弟の慶男とともにスポーツウェアの製造を生業(なりわい)としていくことを決めたのです。

創業当時の主力商品は野球のアンダーシャツでした。昼も夜もなく、がむしゃらに働きました。
一年、二年、三年・・・、みんなの頑張りが実を結び、昭和四五年10月、宮森ニットは「有限会社宮森ニット」への法人化が実現しました。

そして四七年に小矢部市埴生に工場を開設、五三年には石動にも工場を開設し、業容を拡大していきます。
モノづくりを行っている限り、品質の向上は永遠のテーマです。私たちは創業以来、常に品質の向上に努めてきました。
昭和五七年にはTQCを導入し、全社一丸となった品質管理に取り組んでいます。

株式会社宮森ニットの石動工場として開設

昭和五九年、将来を見据えた生産の合理化、そして競争力の充実を図る為、昭和五九年現在地に新工場を建設、さらに石動工場を別会社「ビーバレー」として発展させました。

株式会社ビーバレーの社屋

昭和六一年には、他社に先駆けてスウェーデン・イートン社のハンガーシステムを導入しました。しわや汚れを防ぐ効率的な縫製作業が可能となり、全工程を一目で管理できるようになりました。

昭和六三年にはCIを導入し、有限会社宮森ニットは株式会社ミヤモリとして新たなスタートを切りました。

CADを導入
この年にはCAD・CAMを導入し、工場の増設を行いました。自動化を実現することで、設計時間の短縮化、生地のロスも最小限に抑えることが可能になったのです。

自動裁断機(CAM)を導入により、裁断精度・生産性が飛躍的に向上しました。

このほかにも、生産機械の自社開発や、刺繍機、生産管理システムを積極的に導入し、ミヤモリは試作設計から完成品までの一貫生産体制構築に向けて、大きな一歩を踏み出したのです。

多頭刺繍機を導入。

試作設計機能の充実。

平成三年、創業二十五周年を迎えたミヤモリは新たな飛躍のために、大きな決断をしました。小矢部を遠く離れた鹿児島県鹿児島郡吉田町に株式会社アクトリーを設立しました。
主力取引先大手スポーツメーカーとの資本提携を結ぶことによって同族企業からの脱皮を図り、ミヤモリグループとしてのさらなる発展を目指しました。
最新の生産設備と快適な職場環境を備えたアクトリーは、吉田町のご協力もあり、順調に企業としての成長を続けています。 写真:16、17

株式会社アクトリー社屋内

平成五年八月には、初代外吉社長の死去にともない宮森慶男が社長に就任、「ミヤモリ」、「ビーバレー」、「アクトリー」3社の結束によって総合力と機動力を強化しました。
平成八年頃より以前から徐々に進んでいた取引先の生産の海外移転が急速に強まりました。当時、日本経済はバブルの崩壊、経済のグローバル化、市場の低価格化路線など激動の時代となっておりました。
世界の工場となりつつあった中国とのコスト差は歴然としており、国内生産は縮小の一途、同業者の倒産も相次ぎました。そんな中、ほとんど初めて新規の営業活動を始めました。まったく手さぐりの状態ではありましたが、創業当初からの主力取引先の支援を受け少しづつ営業活動も進んで行きました。

平成十年にはグローバル化に向けて社内の体質改善、品質保証体制の確立を目的に「ISO9001」の認証を取得しました。

平成十一年には宮森利隆が社長に就任。 この頃より、新規営業活動には企画機能が不可欠との判断から「設計、試作、資材調達から営業窓口までのチームとして、営業企画グループを立ち上げ強化を図ってきました。
また、生産アイテムも従来からのスポーツに加え、カジュアル、遊泳水着、レディースウェアと広がってゆきました。

会社全体としての効率化、合理化にも着手し、平成十四年にはビーバレーを清算、石動工場とし、平成十六年には本社に統合いたしました。
又、多品種、小ロット、追加生産など多様化するお客様のご要望に応えるべく、生産管理システム「PDP」を導入し、生産効率の更なる向上に努めています。

これからの日本は少子高齢化にともない、本格的な人口減社会を迎えようとしています。国内市場は縮小し、環境問題、資源問題の観点からも、より実需に直結したロスの少ないタイムリーな物作りへと流れが進むのではないかと思われます。
株式会社ミヤモリは「made in japan」国内縫製工場として、40年間のノウハウの蓄積を生かし、技術、機能、提案力を充実させお客様のご要望に応えられる21世紀型縫製工場を目指します。